プール熱(咽頭結膜熟)になったときの症状・白目がかなり充血します。
・水っぽい目やにが多く出ます。
・涙がよく出ます。
・光をまぶしく感じるようになります。
・目がごろごろします。
・38~40度の高い熱が4~7日間続きます。
・のどが腫れて4~5日間痛みます。
・目が痛むことがあります。
・目がかゆいことがあります。
・まぶたが腫れることがあります。
・通常の風邪の症状(頭痛、寒気、下痢、鼻水など)が
出ることもあります。
プール熱(咽頭結膜熟)になる原因アデノウィルス2型、3型、7型というウィルスが原因です。
プール熱になっている方との接触で感染します。
感染者が自分の目を触る→アデノウィルスが自分の手につく→
その手で何かものを触る→触ったものを別の方が触る→
アデノウィルスが触った方の手につく→その手で自分の目を触る
といった順番で感染します。
また、その他の結膜炎の感染の仕方とは別に
感染した方のつば、鼻水などからも感染します。
発症までのアデノウィルスの潜伏期間は5日~7日で、
その日数が過ぎたごろに病気を発症します。
夏の時期は中学生以下のお子さんは
プールに入ることが多いため、幼稚園、保育園や学校などで
このプール熱をもらってくることが多くなります。
手洗いやタオルの貸し借りなどをしなければ、
大丈夫だとは思いますが(^^;
プール熱(咽頭結膜熟)の検査方法専門の病院で目の表面を見る検査を行います。
検査でプール熱が疑われる場合、
悪くなっている方の目を綿棒でこすり、
ウィルスを採取してから、それを検査します。
この検査は10分ほどで結果が出ますが、
アデノウィルスの感染が100%わかるものではありません。
プール熱(咽頭結膜熟)の治療方法アデノウイルスを殺す薬がないため、
抗菌薬(目薬名:タリビット)を使います。
目の充血を抑える薬ためにステロイド(人によって副作用あり)の
目薬(目薬名:リンデロン)を使うこともあります。
治療を続けると、充血や目やにが5日目ぐらいから減ります。
(自分の身体の中にアデノウィルスをやっつけるものができるため)
それでも、完全にアデノウィルスがなくなるまでには、
1週間~2週間かかります。
風邪で高熱が続いている場合は、風邪の治療も同時に行います。
高熱の影響で脱水症状を起こすこともあり、
充分な水分を飲んでください。
プール熱(咽頭結膜熟)にかかってしまったら周りの方(家族など)に感染しないように注意が必要です。
手袋をつけたり、ドアノブなどを触った後に必ず消毒したりします。
保育園や幼稚園、小学校や中学校などの学校では
プール熱は学校伝染病に指定されているので、強制的に出席停止となります。
会社を休むなどの法律はありませんが、
周りの迷惑を考えると休んだ方がいいみたいです。
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